こんにちは、たか(@takadayV1)です。
TOEICのPart7(長文問題)って全然時間足りないですよね。
「いつも時間切れになる。最後はマークシートを適当に塗って終わる。(塗り絵になってしまう)」
「最初の長文で時間を取られて、後半の問題を解く時間がない」
そんな悩みを持たれる方が多いかと思います。
実際、私も800点台に到達するまでは、最後の設問まで辿り着くことができませんでした。
特に、TOEIC学習を始めた頃なんかは、まだ20問ぐらい残っている状態で試験終了のアナウンスがされることもありました。
「え、まだ全然終わってないのに。これ絶対試験時間少なすぎでしょ。」
そう思うことが何度もありました。
しかし、TOEIC960取得まで勉強を続けた中で、時間内に終わるコツが掴めてきました。
今回の記事では、Part7を時間切れにならないように最後まで解き切るコツをご紹介させていただきます。
ぜひご覧ください!
Part7を制限時間内に解き終わるコツ
設問と選択肢(A〜D)を事前に読む。検索しながら長文を読む。
まず、設問1つとその選択肢(A〜D)を一読し、何を聞かれているのかを確認します。
その上で、長文を上から読んでいき、答えとなる箇所を探して解答します。
途中、設問の内容を忘れたら再度確認します。
基本的にはこの流れで全ての長文を解けます。
長文を読んだ後で、設問に取りかかると時間が明らかに足りなくなります。
設問から先に読む癖をつけましょう。
検索して正解の根拠となる文を探す。(Googleで検索するように!)
長文を読む際は、一文一文上から読んでいくのではなく、検索するように読んでみてください。
インターネットで必要な情報を調べる感じです。
みなさんはGoogleで検索したページを見るとき、隅から隅まで読みませんよね?
必要な情報が分かったら、すぐにページから離れるかと思います。
長文問題も同じです。
検索するように読んでいきましょう。
1文1文精読しない。
長文問題を解いた後、解説を読んでみると、長文の多くの部分は解答に関係のない箇所であることが分かります。
しかし、長文を解いている時は「全部読まなきゃ!」「読めない箇所があると気持ち悪い」と思ってしまいがちです。
これは、完璧主義の人ほどハマってしまう罠です。
読めない箇所があっても、気に留めないようにしましょう。
特にPart7の後半は英文量がかなり多いです。
いい意味でいい加減さも必要です。
(一方で、復習の時は全ての文を精読して理解することをおすすめします。)
解答に関係する箇所だけ理解できればいいと割り切る。
諦める勇気を持つ。
難しい問題に対しては、解くことを諦めることも必要です。
例えば、以下のように感じた時です。
「長文のどこにも答えが書かれているように見えない」
「そもそも英文が難しくて読めない」
この場合は、すぐに諦めて次の問題に進むようにしましょう。
この諦めることは真面目な人ほどできません。
意地になって、長文をなんども読み返したりして時間を浪費してしまいます。(過去の自分がそうでした。)
しかし、後半の問題に時間を配分するため、素直に諦めるようにしましょう。
また、「難しいけど時間があれば解けそう」と感じる問題もあります。
この場合、一旦薄いチェックマークをつけて、次の問題に進むようにしましょう。(本当は問題集に書き込みはダメなのですが、薄くならいいかと思って自分はつけています。)
Part7の最後の問題を解きおえてから、この飛ばした問題に取り組みましょう。
できるだけ一読して理解する。複数回読まない。
Part7で時間が足りなくなる大きな原因として、英文を複数回読んでしまうことがあります。
これは、一読しただけでは理解できず、なんども読み返してやっと理解できているということです。
本質的な解決方法としては、英語力(英単語、英文法)を上げることが第一ですが、一読して理解しようと意識するだけでも効果はあります。
問題の種類によって解き方を変える。
基本的には設問順に解いていけばいいのですが、以下のような文章全体の主旨を問う設問があります。
・What is a purpose of the letter?
・What is the article about?
・What is suggested about Mr.Tanaka?
この設問のために、文章全体を読むのは時間がもったいないです。
そのため、他の設問を解き終わった後に解くようにしましょう。
他の設問を解く過程で長文を読むことになり、知識が増えていきます。
その後で解いた方が効率的です。
※主旨を問う問題の中にはすぐ答えを出せるものあります。もちろん、それはすぐ解答してOKです。
正解の選択肢だと判断したらすぐ次の設問に移る。他の選択肢は見なくていい。
例えば、A,B,C,Dの順番に選択肢を見ていき、Aを見た段階で正解だと判断できれば、すぐマークして次の設問に進みましょう。
他の選択肢も確認すれば正解率は若干上がりますが、それよりも全ての問題を解くことを優先すべきです。
細かいですが、数秒でも時間を確保していきましょう。
Part7の問題だけを集中的にこなす。
長文を読むのが苦手だからと、普段の学習から長文を避けていませんか?
例えば、普段英単語や文法の学習ばかりして、本番でしか長文を読まない、というケースです。
長文を得意にするには、やはり長文に特化して問題を解く必要があります。
公式問題集や模試問題集を活用して、Part7だけを集中的に解いてみましょう。
すでに解いた長文にも再度取り組むのもお勧めです。
あとで、復習として読んでみたら思いのほか、読むのに詰まることがあります。
また、長文を主体とした学習を行うことにメリットがあります。
長文問題集の中でわからない英単語を調べることで、英単語学習にもなります。
文脈の中で覚えるので記憶にも残りやすいです。
長文は苦手意識を持たれる方が多いです。
学習に時間を取られることから、億劫になる分野でもあります。
しかし、長文は練習すればするほどTOEIC慣れが生まれ、点数の上げやすい分野でもあります。
まとめ
今回、Part7で時間切れにならないための方法を書かせていただきました。
何か1つでもみなさまのご参考になれば幸いです。
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